iOSDC 2018に参加しました

私用で日曜日はほとんど参加できなかったのですが、前夜祭〜日曜昼あたりまでの感想です。

スタッフ・スピーカーの皆さまお疲れ様でした!カンファレンス自体の雰囲気も楽しかったですし、すごいエンジニアのトークを聞いて意識がもりもり高まりました。あとWi-Fiも毎回ありがとうございます。

昨年も一般参加者として参加しましたが、今年も一般ノーマル参加者でした。今年は同期や会社の方々がたくさん登壇していたので、ちょっと寂しい気持ちでした。

今回はソースコードが書かれたおもしろTシャツを着て、LGTMと書かれた扇子を配るということをしていました。このおもしろTシャツの案は自分が出したのですが、意外と活躍する場面が少なく悲しかったです。なので、そのうち別の機会に触れるかもしれません。

余談ですが、普段はAndroidアプリを開発しています。

トークについて

WebでReactなどが多く使われていることもあり、iOSAndroidアプリのプレゼンテーション層にどうやって差分更新を取り入れていくかみたいな話は個人的にも興味があるし、パフォーマンスももちろんきになる。そういう流れで今回Diff系の発表が多かったように思える。 AndroidだとDiffUtilsというリストの差分更新ツールがSupport Libraryで提供されていたりするがUIKitが提供したりっていうのはまだなさそう。iOSだとDifferenceKitが最近イケてるライブラリっぽくて、使ってみたい。

差分計算アルゴリズムを用いた高速なUITableView描画 by fumito-ito | プロポーザル | iOSDC Japan 2018 - fortee.jp

5000行のUITableViewを差分更新する by ばんじゅん🍓 | プロポーザル | iOSDC Japan 2018 - fortee.jp


個人的にiPhoneを同期する話が一番グッときました。システムの時計は同期として使えず、Bluetoothを使って互いに時刻の差分を送りあって、時刻の誤差を減らすという手法。 そもそも時刻とはまで踏み込んでトークされていて、iOSDCとは、となりとても面白かった。

以前Twinkrunというゲームを作っていて、Wi-Fiが使えないなどの要件がすごい似ていたので親近感を感じました。 Twinkrunは結局通信による同期を諦めて、ユーザーが同時にボタンを押すことでゲームを成立させているんですが、この発表の内容と同様に実装しなおしたらより面白いゲーム性を提供できるかもしれないとワクワクしました。

このスピーカーの方はスタッフもされているようで力強さを感じました...

Synchronized iPhones! by TachibanaKaoru | プロポーザル | iOSDC Japan 2018 - fortee.jp


Rxの話が今年は少ない気がして個人的には悲しかった。これからはSwiftにもasync / awaitが入るしいいじゃんという感じの流れになっているかもしれない。個人的には、単純な非同期処理以外の機能にも助けられることが多いなと感じるので、来年はRxの良さを伝えられる発表をしたいな...(?)

WantedlyさんのReactorKitのライブコーディングはRx芸を感じて最高でした。

ごはん

最高でした。1日目のニューヨークチキンライスがうますぎて、夜もチキンライスを食べました。このニューヨークチキンライスはどこで食べられますか?

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あるある

あとは席に電源あると良いなと思うけど、あったら作業が捗ってしまうので、なくて良いかもしれない。

おわりに

去年iOSアプリを開発していて課題に感じていた部分が、多くの発表で解決の一例を見れた気がしました。 発表もブログも苦手だけど、来年は登壇できるように経験値を貯めていきたい。

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